平成29年3月3日(金)本年度最後の集団資源回収を行いました。
回収量は14.5トン(報償金は87,000円)でした。
平成28年度の集団資源回収の総重量は199トンでした。
平成25年4月から始まった集団資源回収ですが、日常のごみ出しの一つとして皆様の生活に定着しつつあるようです。
今回環境美化の理事二人で、集団資源回収の様子を見回っていた時の出来事です。
ある住民の方が私たちを見て「いつもご苦労様です。私は何も自治会に協力できなくてすみません」と声をかけてくださいました。見ると門扉の前には、新聞紙や段ボールが置かれていました。
嵩張る段ボールや雑紙を家の中に1ヶ月間保管し、それぞれを紐で縛って家の前に置く。
ティシュの箱に関してはビニールを剥がす手間もかかります。
このように集団資源回収には、貴重な人の手と時間、そしてゴミに対する関心が必要です。集団資源回収にご協力頂く事は、自治会活動への何よりの貢献の一つであると、心より感謝しております。
<クリスマスローズが満開の頃、紐で縛った嵩張る段ボールや雑紙等の資源を回収>
面倒な作業にもかかわらず当たり前のようにご協力くださる皆様に、一見地味な集団資源回収が、地球にも、所沢市にも、そして松が丘にも優しい事業であることをお伝えしたいと思います。
- 燃えるゴミの削減は、ゴミ処理時に発生する二酸化炭素の排出量を減らし、地球温暖化対策に直結する働きかけです。
- ゴミ処理経費削減は、私たちが所沢市に納めている税金の節約につながり、市政にかかわる重要な役割を果たしています。
- 資源として集められた紙類は、再び新聞紙や段ボール、トイレットペーパーなどにリサイクルされ、輸入に頼るパルプの消費を補うことに役立ちます。
- 集団資源回収で市から交付される報償金は、自治会費と共に松が丘自治会の活動費として使われ、夏祭りや餅つき大会などの行事を支えています。
- 7月と11月の報奨金は、日赤や歳末助け合い募金などに寄付され、社会への貢献にも役立っています。
このように利点が多い集団資源回収ですが、実際に資源回収をする人の手とゴミを減らす気持ちがあってこそ成り立つ事業なのです。
松が丘自治会で集団資源回収を始めた時からご協力くださいました住民の皆様、改めまして厚くお礼申し上げます。
そして引き続き平成29年度もさらなるご支援とご理解を頂けますように、どうかよろしくお願い致します。
環境美化担当理事 1丁目担当 松本隆義 2丁目担当 加來英乃