第33回「新春餅つき大会」が開催されました

所沢松が丘自治会主催の恒例「新春餅つき大会」が年明けの
1月14(日)に南大谷公園を会場にして開催されました

<南大谷公園を会場にして開催された「新春餅つき大会」>

当日は朝の厳しい冷え込みの中、早朝から担当者が会場の一角に設けられた釜に火を入れ餅つきの準備を始めました。午前9時にはお焚き用の松のしめ飾りを手にした住民の方々が三々五々集まってきました。その頃には会場の一角で「ヨイショ」「ヨイショ」の掛け声も威勢よく、餅つきが始まりました。慣れた手つきの活動部のつき手たちに交じり、力自慢の若衆や初めて杵を持つ子供たちの飛び入り参加があり会場は盛り上がって来ます。別の会場では南小、荒幡小PTAのお母さん方による「もちまるめ体験コーナー」や手作り「綿あめコーナー」も開店しました。

 
<多くの人が餅つきに参加>

 
<「もちまるめ体験コーナー」、手作り「綿あめコーナー」>

やがて松が丘太鼓サークルによる祝い太鼓の威勢の良い音が会場いっぱいに響き渡り「新春餅つき大会」の開会が告げられます。会長挨拶に続き、会場中央に設けられたお焚き台にて、今年の年男・年女による点火式が始まりました。今年1年の無病息災を祈願し、お焚台の松飾が勢いよく燃え上がり晴れ渡った冬空に吸い込まれていきました。今年の祝い品配布は、つき立ての餅、豚汁それと甘酒です。各配布所には長い行列が出来ましたが南陵中のボランティア生徒さんの活躍で手際よく配布されていきました。松が丘自治会では毎年、正月の祝い品を住民の方々に無料配布を続けています。これも「新春餅つき大会」に参加して頂いた自治会の役員、班長また活動部やPTA、各ボランティア団体・サークルの協力のお陰です。

 
<松が丘太鼓サークルによる祝い太鼓、今年の年男・年女による点火式>

 
<つきたての餅、豚汁と甘酒の配布>

会場横の広場では正月遊びコーナーが設けられ、昔懐かしい正月遊び、コマ回しや羽子板・竹馬を子供たちが体験できます。遊び方を教えるのは経験豊かな「みまもりボランティア」の方々です。また公園の外には所沢市消防団第八分団の真っ赤な消防車が横付けされ、実際に消防車に乗れる消防士体験コーナーが子供たちに人気を博していました。

 
<正月遊びコーナー、消防士体験コーナー>

今年の「新春餅つき大会」のもう一つの特徴は埼玉県と所沢市のエコタウンプロジェクトの参加です。松が丘自治会がエコタウンプロジェクトのモデル地域に選ばれて今年で3年目。エコタウンプロジェクト最後の年の締めくくりにプロジェクトの展示ブースが設けられました。展示会場ではエコ機材の展示・説明会や「だるま落とし」の遊びコーナー、福引コーナーが設けられ子ども連れの家族で賑わいました。

 
<エコタウンプロジェクトの「だるま落とし」の遊びコーナー、福引コーナー>

祝い品配布の長い列も短くなり始めた頃、本部テント前では福引大会が始まりました。福引券を手にした人々の大きな輪が出来、次々に読み上げられる当選番号に一喜一憂。今年は1等賞品に会員寄贈のワインが添えられました。

 
<福引大会、1等賞品に会員寄贈のワイン>

正月明けの清々しい一日を普段は顔を合わす機会が少ない住民の方々が新年の挨拶を交す。子供たちは自分たちの住むまちで正月のイベントを楽しむ。そんな「ふるさと松が丘」の一日でした。

新春餅つき大会実行委員長  森田 茂