去る9月1日(土)、小雨の中、
松が丘自治会の平成30年度防災訓練を実施しました
当日朝早くから自班の「無事プレート」掲示の確認をして頂いた各班長さん方、雨中大変に有難うございました。この訓練は「所沢市総合防災訓練」の一環として松が丘自治会も昨年に続き参加した事業です。
<「無事プレート」掲示>
午前9時から松が丘自治会中央会館で松山自治会長の挨拶、その後市応援職員や関連部署職員の紹介の後、市長挨拶の代読と続き、訓練がスタートしました。
まず、所沢中央消防署山口分署の岩田主査指導で被災された方々に対応する為の応急の救急対応手段・三角巾使用方法・仮設トイレ組立て、更には、玄関前で多くの会員による水消火器の使用を体験しました。今年はこの後、実際に電気・ガス・水道が止まった事を想定し薪を利用した煮炊きする為の火付け体験訓練を行いました。この中では「ガムテープ(布)」が火付けにたいへん効率的であることを知りました。また、防犯理事を中心に無人になっている家の防犯を想定して「無事プレ―ト」の掲示の無かった御宅を中心に確認パトロールも行いました。今年は去年実施出来なかった水道局によるペットボトルを用いた給水訓練も体験しました。上手く給水を受けられましたか?
所沢中央消防署山口分署の岩田主査指導で応急の救急対応の体験
三角巾使用方法の説明 水消火器の使用を体験
尚、今年の訓練参加者は67名、「無事プレート」掲示率は44%でした。直前の「台風20号」の甚大な被害も発生していたので数字的にはもう少し上を期待していたのですが少し残念でした。今後はもっとリアル感があり、そして現実的な訓練内容を考えていくことが必要と感じました。今後ともご協力をお願いします。また、最新の国交省の災害時に於けるライフライン復活までの「自助」部分のガイドラインは「3日間」から「7日間」に延びています。生き延びる為の貯蓄内容と量の見直しが必要になっていますので今後の参考にして下さい。
首相官邸 食料・飲料などの備蓄
昨年の齋藤理事の講演でも、所沢市に於いては松が丘への救援が開始されるのは恐ら地理的、地域的、物理的に最後の方になるだろうと話がありました。
この訓練直後「北海道胆振東部地震」が発生して、こちらも甚大な被害が出ました。本当に災害は何時起きるか判りません、各自の対応準備がますます重要になってきています。
最後になりましたが、当日までに色々とご協力頂きました防災担当班長さんを始めとする各班長さん、ブロック長さん各理事の皆さん方、大変有難う御座いました。
防災担当理事 吉澤 則義