第65回 『気楽に歩こう会(新宿御苑・末広亭)』実施報告

<新宿御苑での集合写真 41名参加>(注)クリックすると拡大します。

2月14日(木)は曇り空で寒い、朝の気温は3℃。所沢駅に総勢41人(女性31人男性10人)の参加者が集合し、9:02発の横浜中華街行の直通準急電車で新宿3丁目駅に向かった。9:48地下3階のホームに到着し、エスカレーターを乗り継ぎ新宿伊勢丹本店のB3出口。明治通りと新宿通りの交差する新宿3丁目交差点を渡って、新宿御苑に向かう。外は冷たく真冬の新宿の風。全員揃って団体入場し、案内板に従い園路を進むと、寒桜・ジュウガツ桜・ロウバイ類が咲いていた。すぐ脇には早咲きの河津桜が5輪程咲いてのお出迎え。続いて薄桃色のジャノメエリカの花、4本のメタセコイアが空高く伸びている。見る方向で3本になったり4本になったりと楽しめる。一行は、その先の大温室に吸い込まれる様に入ると、メガネが曇って、中は暑くてマフラーとコートを脱いで、小笠原・沖縄等の熱帯植物を観賞。中でもワシントン条約で取引が規制されている「ハフィオペディルムの原種」が展示されており、皆さん大喜び。

 
<寒桜、ジュウガツ桜>

 
<ジャノメエリカの花、メタセコイア>


<大温室へ>

 
<大温室内のハフィオペディルムの原種>

こうして間もなく集合時間。新宿門のゲートを出ての集合写真。目指す『新宿末広亭』の木戸には一般のお客さんも列を作っている中、『気楽に歩こう会』は、明治30年創業の本格的な木造建築の芝居小屋の前で、記念の集合写真を写し、準備頂いた席に着いた。


<『新宿末広亭』前での集合写真>(注)クリックすると拡大します。

間もなく、寄席が始まる時計は12:00。太鼓に合わせて銀幕が開く、まずは若手噺家の落語。続いて相撲漫談、二つ目昇進落語が二人続き、漫才、もう1時間。次から次へと落語が続く会場は拍手と笑いで、舞台と客席が息もぴったり。売り声では「ナットナットー、エ、ナット」「トーフィー、エ、トーフ」「えぇ朝顔や朝顔」「きんぎょ〜え、きんぎょ〜」「あさりーツ、シジミィーツ」等の呼びかけ、リズムが表現できない紙面では、ここまで。落語は、高齢のご夫婦のお噺が続くと、こんなお噺しも
『喧嘩するとき あたいをごらん、 仲の良いとき 出来た子だ!』
こんな調子のお噺に、館内は大爆笑の連続。その後はもう、笑いに笑いで、メモすることも忘れての盛り上がり。

館内は中央の椅子席から両サイドの桟敷席迄ほぼ満員のお客様。どちらの席からもタイミングの良い拍手と大笑いの渦が湧き続く。

ここで館内は、お中入り。トイレ休憩の後、後半の落語・紙切り・落語が続く。高齢のご夫妻が50年ぶりの新婚旅行に出かけた時のお噺では、館内は、もう転げるばかりに大爆笑。曲芸に続いて、トリは三遊亭茶楽へとつなぎ、大都会『新宿末広亭』での楽しい一時も、16:30には楽しかった寄席の余韻を抱えて、それぞれが帰路に向かった。

足腰に不安を抱えての今回の参加は、とっても楽しかったと大好評。先月の七福神巡りと、この爆笑寄席で今年は好スタート。とっても大きな福の神に乞うご期待と大喜びの皆さんでした。

今回もまた、皆さんのご協力で無事実施出来ました。本当にありがとうございました。

3月は、近場の多摩湖周辺の桜観賞です。お天気と桜の開花予想が難しいため、開催日は未定です。満開の桜を見上げてのお弁当、ご馳走とおしゃべりで楽しい一時を!

『気楽に歩こう会』代表 藤原敏郎