「カレーの日」が再開されました

6月8日(土)、「カレーの日」が再開されました。「みまもりボランティア」の目玉活動でしたが、コロナ禍でそれまでの戸別訪問活動と「カレーの日」は中止となりました。そんな折り、自治会発足40周年記念「ボランティア・サークル団体の紹介ポスター展示会」をきっかけに、「カレーの日」の再開を望む声が聞かれ、住民が年齢を重ねていっても華やいだ明るい気持ちでこの町で過ごしていけるまちづくりに私たちの活動が少しでもお役に立てるのであればと、会の名称を「華齢(カレー)の会」と改め活動を再開することにしました。

<南陵中学校の生徒さんも一緒に、美味しいカレーを頂きました>

自治会からも「高齢化が進む松が丘で、いろいろなボランティア活動を全世代で取り組んでいこう」との方針が出され、実施に当たっていろいろご支援いただきました。今回、南陵中学校の生徒さんにボランティアを依頼したところ、希望者が9名もあり嬉しい限りでした。さらに地域の輪が広がっていくことを願います。

9:00 スタッフで会場やカレーの仕込みの準備のスタートです。目の痛さをこらえながら玉ねぎを刻んで、甘さが出るよう大鍋で20分間以上炒めます。これがスタッフKIさんのこだわりです。

10:15 一番乗りの中学生が「おはようございます。」と元気な声でやって来ました。時間前には全員集合、9人で座席作り、名札作り、テーブルに飾るお花のアレンジ、配布物のセット等々手際よく仕事をしてくれます。厨房からはカレーのいい匂いがしてきました。

<カレーの準備:教頭先生が激励に駆けつけてくれました>

11:20 お客さんが続々と来場、中学生の案内で席につきます。

11:30 予定通り「カレーの日」の始まりです。齋藤自治会長の挨拶、包括センターの方のお話と続き、いよいよ食事会の始まりです。

<齋藤自治会長の挨拶>

12:10 「いただきます。」の挨拶で食事会が始まりました。本日のメニューはカレーとカレーに付き物の福神漬け、そしてレアチーズのフルーツ添えデザートです。「おいしい!」は何より嬉しい私たちへの労いの言葉です。さすが育ち盛りの中学生、すぐに大鍋の前におかわりの長蛇の列ができました。育ち盛りの逞しさ、明るさは私たち高齢者を元気にしてくれます。初めのうちはちょっと戸惑い気味の中学生でしたが、そこは年の功、大人たちからの話しかけで徐々に笑顔が増え、お喋りができるようになりました。

 

13:00 おなかも満たされ、「ごちそうさま。」の後はお楽しみタイムです。アメリカ出身で松が丘に長年お住いのバウマンさんご夫妻のサクソホーンと電子ピアノの伴奏に合わせ、スタッフKSさんのリードによって、みんなで3曲合唱しました。大きな声がホールに響きました。続いてスタッフSYさんの進行でじゃんけんゲームとトランプゲームを楽しみました。SYさんのじゃんけんは出すものを見せておき「負けたら勝ちよ」などとちょっと変わったもの。ついつい引っ掛かっては笑いの渦。また、齋藤会長、中学生代表2名とのじゃんけん真剣勝負もあり、最後の勝者にはチョコっと商品が渡されました。トランプはババ抜きならぬババ取り、最後までババを持っていた人が勝ちです。ババを取るとうっかりニンマリ。みんな笑顔で楽しみました。

<バウマンさんご夫妻のサクソホーンと電子ピアノの演奏と伴奏に合わせ、
「故郷」・「見上げてごらん夜の星を」・「忘れ草をあなたに」の3曲を合唱し、みんなで楽しみました>

13:30 「カレーの日」終了。中学生が見送る中、お客さんのお帰りです。「ありがとう。」「おいしかったです。」「楽しかったわ。」と声をかけて下さる皆さんの笑顔に心満たされた一日でした。

11月にまた「カレーの日」を開催する予定です。是非またお出かけください。そして今回参加されなかった皆さまにも、この記事を読まれて「行ってみようかな。」と思われたら是非お出かけください。お待ちしています。

松が丘華齢(カレー)の会 代表 藤原敏郎