第34回 所沢松が丘自治会定期総会 会長あいさつ・事業計画基本方針

1.会長あいさつ

平成27年度は松が丘自治会にとって画期的な年でありました。

<小林会長あいさつ>

1. 今年28年2月の臨時総会で、ブロック理事制度の導入が承認されました。松が丘自治会活動を支える理事体制の充実が実現したのです。理事業務の相互理解・改善と業務負担の平準化を図る理事グループ制とともに、様々な課題を抱える今後の自治会活動の基盤が整備されたのです。
ここに第一プロジェクトチームの課題は実現しました。

2. 第二プロジェクトチームの課題「高齢者支援と子育て家庭の支援」は検討継続中であります。個人情報に深く関わる点もあり、情報収集の段階での突破口を検討しております。

3. 本総会に提案されております「ボランティア支援制度」は第三プロジェクトチームが2年間にわたって検討してきました“自治会活動とボランティア活動の協働関係”を明確にするものです。ボランティア団体のより活発な活動環境に寄与するものと確信しております。

4. 新街そだて委員会は、毎月一回検討委員会をもち、ほぼ現行憲章の逐条検討を終わりました。現在論点整理の過程にあります。会員の皆様への説明会等の日程も検討してゆきます。

5. 飯能所沢線第2工区が2月28日に暫定開通しました。通行車両の増加、通学路の状況等の、交通問題チームによる調査が必須の課題であります。

6.本年度、松が丘地区が県のエコタウンに指定されました。これは、防犯灯LED化、集団資源回収、ホームページでの活動発信等の事業が評価されたもので、国、県、市の補助金を利用して、多くの会員が省エネ改善を図ることができました。

平成27年度は実りの多い年でした。これは理事、班長の方々のご努力に加え、ボランティアの皆さんのご尽力の賜物であります。感謝しますとともに、より多くの会員の自治会活動への参画をお願いいたします。

2.平成28年度事業計画基本方針

昭和56年(1981年)に分譲が開始された松が丘は今年で35年の年月を重ねることとなります。住民の高齢化も進み、班長当番をはじめとする自治会活動も負担となっております。 一方、嬉しい事に若い子育て世代の方々も加わっておりますが、仕事と子育てで忙しく、なかなか自治会活動に参加する余裕がありません。

平成28年度の事業計画基本方針は、「自治会活動を会員全員が担う仕組みづくり強化」です。

基本中の基本として班会合の拡大、班長会議でのブロック別話し合い充実をあげたいと思います。まずは皆さん会員自身が自治会の課題を把握し、自らの問題として捉えなければなりません。

1.理事グループ制の強化で、情報共有・議論の活発化を図り、新たな発想を自治会事業に盛り込んでゆきます。ブロック理事の誕生により、自治会運営の安定化を強化します。

2.先行して努力されているボランティア活動と、自治会活動の協働の仕組みを改善強化します。ボランティア支援制度により、公平で透明性のあるボランティア支援を行います。

3.自治会活動、ボランティア活動、サークル活動の拠点である中央会館・西集会所の活用をより有効にするべく活用委員会を立ち上げます。

4.赤い羽根共同募金、年末助け合い募金等の募金方法を見直し、会員の任意性を担保するようにします。

繰り返し申し上げますが、自治会活動は会員全員のものです。会員全員が自らのものとして自治会活動を捉えてください。みんなの為に何か出来る事があるはずです。

平成28年5月8日
所沢松が丘自治会
会長  小林 義一