松が丘防災セミナーが７月３１日午後1時から開催されました。
講師として所沢市の危機管理課から小林哲人主査、中正行主任の両氏の出席を頂き中央会館で行われました。
＜松が丘防災セミナー＞
最近近隣県において地震が頻発している事から、所沢市に於いても緊急時の注意喚起や対応策等が改めて求められていて、自治会は住民の皆さんと連携した行動をどのようにするかが早急に求められています。今回は荒幡小を避難場所の一つとして設定して、混乱が予想される中、続々と避難して来る人々（家族）を一定の時間内に校内、館内（体育館等）に極力夫々の事情に合わせて避難場所を確保して提供して行く事を、シュミレーションゲームを通して体験しました。
＜避難場所を確保して提供するシュミレーションゲームを体験＞
前提条件として、公的施設である学校の使用に制約をほとんど付けないでほぼ自由に使用できる事、利用自治会は松が丘のみという、少し現実的でない部分もありましたが、限られた時間で避難して来る人々の事情に出来るだけ対応することが、意外と難しく、極限状況の中、個別条件にどこまで沿うのか難しい選択もあり非常に勉強にはなったと思います。
実際、各々の家庭状況は千差万別で、認知症の高齢者、病気がちな乳幼児、両親と死別してしまった児童、持病を持った人、旅行中の外国人家族等、どれもが充分に考えられるケースで、今後は一層現実に即した訓練が必要なのだなと痛感しました。来る８月２７日（土）の松が丘の防災訓練には気持ちを新たに参加していただければと思います。
防災・消防担当理事 吉澤則義