11月20日(日)、所沢市消防団の特別点検が8時30分から狭山ヶ丘中学校で行われ、藤本正人市長の点検を受けました。
<霧模様でかなり寒い中、所沢市消防団の特別点検が行われました>
特別点検は出初式、ポンプ車操法大会と並ぶ消防団三大行事のひとつで、毎年、火災の発生しやすい季節を迎える11月に行われます。所沢市の消防団は10分団ありますが、松が丘を含む吾妻地区を管轄するのは第8分団です。分団詰所は十人坂下にあります。松が丘からは1丁目の宮寺利宗さんが分団員として活躍されています。
<所沢市消防団の特別点検の動画>
当日は珍しく朝から霧模様でかなり寒かったのですが、消防団員は元気に入場しました。第8分団からは宮寺さんを始め24名の団員が参加しました。通常点検(服装、規律、態度などの点検)を受けてから各分団が所有するポンプ車10台による車両分列行進が行われ、更に、機械・器具点検を受けました。その後10時半頃、10台のポンプ車による一斉放水が行われました。この頃になると寒さも和らぎ、日の光も射してきました。会場では点検者である藤本市長をはじめ、地域の町内会・自治会の役員や市民の皆さんが点検を見守っておられました。表彰式で第8分団は無火災優良分団として所沢市長表彰を受けたほか、吉田直樹分団長が消防協会所沢支部の特別功労章を受けました。また7名の団員が埼玉県消防協会・同協会所沢支部の1等功労章・3等功労章・機関技能章・勤続章・家族顕彰を頂きました。
<第8分団> <松が丘からは宮寺利宗さんが分団員として活躍>
消防団員は、普段は自分の仕事をしながら、火災発生時の消火活動、地震・風水害等の大規模災害時での救助活動、警戒巡視、避難誘導、災害防御活動などを行います。また、平常時は訓練の他に特別警戒・広報活動等、地域における消防力・防災力の向上のための活動をしています。
防災・消防担当理事 桑原洋二郎 齋藤 宏保