AED取扱講習会を開催

所沢松が丘自治会主催のAED取扱講習会が6月24日(日)の午後1時から埼玉西部消防署山口分署の署員の方(4名)指導のもと自治会中央会館で開催されました。昨年にも開催されていた事もあってか今年は18名といささか低調な参加でしたが、皆さん熱心に受講して頂きました。


<AED取扱講習会>

現在は通報から救急車が現場到着迄に最短5分から約9分に延びている事。これらの経過時間が人命にとっては後遺症の発生など致命的になる事などから、益々、到着までの間にどの様な処置をとれたかが重要な事に成って来ています。また、「電気ショックを与える」というイメージ、それにより失敗した事が最悪の事態を招いた場合、法的にどうなるのかと言った心配事などに関しても的確に説明してもらい安心することが出来ました。まず、機具の蓋を開けてパッドを所定の位置に貼り付けて、点滅しているボタンを押した後は機械の音声に従えば良いこと、さらに、仮にこれらの処置により最悪の事態を招いたとしても「善意により招いた事態」として犯罪にはならないと法的に保護されていることなどの説明を受けました。

松が丘に於いては西集会所と中央会館の2か所に設置してあります。長期使用していなくとも常に使用可能な状態になっています。尚、会館が施錠されている場合は、入り口にある張り紙の緊急連絡先との電話により開錠し、AEDを使用して下さい。

万が一の緊急状況の時は、まず119番に連絡して救急隊員の指示に従いながら、病人に対応して救急車の到着を待つ様にして下さい。(その際、最初に住所と病人の状態を的確に話してください。)

その他として、幼児、大人(高齢者に限らず)の誤飲による呼吸困難時の対応などの対応方法策のレクチャーも受けました。

いずれにしても、これらの緊急時の対応は1、2回の受講でマスター出来る事は難しいので、今後、同種の受講の機会があれば出来るだけ参加して、いざという時にはルーチンワークとして反応が出来る様にしたいですね。

  防災担当理事
吉  澤