会長あいさつ

令和5年度の新しい会長に選出されました齋藤宏保です。

常任理事就任は、今回で4度目になります。「松が丘のこころ」や「地区計画」の策定に関わった経験を生かして、松が丘が誇る美しい景観と、安全で安心、文化的な住環境を守るため、住民の皆さまと一緒にじっくり話し合いながら、令和5年度の第41回定期総会で議決された事業を粛々と進めてまいりたいと思います。

 松が丘地区の住宅分譲が始まったのは、1981年(昭和56年)で、その2年後の1983年(昭和58年)に、松が丘の自治会が発足しました。今年(2023年)は、自治会が発足して40年という節目にあたります。

 最初の入居から40年以上が経ち、初期に入居した世代の多くが70歳以上の高齢者になりました。また少子高齢化の急速な進展の中で、ここ松が丘でも世帯人員の減少、高齢者の単独世帯の増加、自治会からの脱退も見られるようになりました。

 その一方で、地球温暖化の影響で豪雨が頻発、台風も強大化する中、首都直下地震もいつ起こるか分からない状況が続いています。また最近、高齢者を狙った犯罪も増えています。

 そこで、住民の皆さまが現在の住環境をどう思い、どんなことに困っていらっしゃるのか、また自治会規則やまちづくり憲章、班長制度など、現在の松が丘自治会の役割やルール、活動について、どうお考えになっているのか、アンケート調査を実施して、率直なご意見をお伺いしたいと思います。その上で、時間をかけて議論を重ね、引き続き守っていく必要があるものは守り、見直しや修正が必要な部分は適宜改善していきたいと思います。

 また新型コロナウイルスの感染症の位置づけがこの5月8日から2類からインフルエンザ並みの5類に移行されましたが、再び感染者が増加する懸念がある上に、高齢者の重症化リスクが依然として高いという状況を踏まえ、今しばらく感染症対策に十分配慮しながら事業を進めていきたいと思います。

 最後に、冒頭でも申し上げましたが、「松が丘のこころ」の精神の下、お互いを気遣い、“心と心のキャッチボール”を楽しみながら、手を取り合って、皆で、住み心地の良い住環境を守っていきましょう!皆さまのご協力のほどくれぐれもよろしくお願い申し上げます。