雨も上がった10月27日(土)に、松が丘にお住いの平吹さんをカフェテラスにお招きして、「楽しい脳トレ教室」というテーマでお話しして頂きました。
平吹さんは、「わからないから面白い、間違えるから面白い」と語りながら、「考えるっておもしろい」を実践する出前授業をしていらっしゃいます。
・最初に柿の実と栗の実を見せて、食べて欲しいと言っているのはどちらか、
・1000000000000秒の長さはどのくらいかという4択の質問、
・中央会館ホールの空気の重さはどのくらいか
等の考えるヒントの話から始まりました。
実験では、
1.コップを逆さにしても水が落ちない実験。コップに水を入れ、目の細かい“ふるい”で蓋をし、コップを逆さにしても水が落ちない現象。
2.ビニールの袋の中に手を入れて、それを水槽に入れると水圧がかかる現象の体験。
3.水槽に真空の容器に繋がった管を入れると勢いよく水が容器に吹き上がってくる実験。
<実験1> <実験2> <実験3>
4.アルミ缶に少量の水を入れ、ふたを外して熱すると沸騰しますが、沸騰した後蓋をして、水の中に入れると、中の水蒸気の容積が減少するので、アルミ缶が収縮するという実験。
<実験4>
など、見ている皆さんに時間一杯、驚きの現象をたくさん見せてくださいました。
一つ一つの実験について“なぜ”という解説をしていただき、会場の皆さんも驚きと頷き?で楽しく聴いていました。
いろいろな試験では、正解を答えて点を取ることが要求されますが、高齢者にとっても、どうして?本当?と考えて脳を活性化させることが、最も大事なことである旨、訴えかけられていらっしゃるように感じました。
本日は大変興味の湧く、面白い体験に多数の小道具を準備頂き、数々の実験が体験できました。お陰様で、いつしか眠っていた脳に大きな刺激を頂き、素晴らしい脳トレが出来ましたことを大変うれしく御礼申し上げます。
これからも、時々、こうして会場を盛り上げて下さる方々にお願いして、楽しめるカフェテラスを盛り上げていきたいと思いますので、皆さんからのご紹介やご推薦も併せて。よろしくお願いいたします。
カフェテラス松が丘 代表 星野 直彦