今年も松が丘に夏の到来を告げる
「松が丘夏祭り」が開催されました
<松が丘太鼓サークルの「松が丘太鼓囃子」>
今年で33回目になる松が丘の恒例行事です。今年は梅雨入りが遅く、7月に入っても連日雨の日が続き、開催が危ぶまれましたが、宵宮の7月13日(土)は雨上がりの中、何とか開催することが出来ました。しかし、翌14日(日)の山車・神輿の巡行は朝からの雨模様で中止を余儀なくされました。
という事で、今年の夏祭りは13日の宵宮のみとなってしまいましたが、南大谷公園の会場では、1週間前に組み立てられた櫓に提灯が飾り付けられ、夜店のテントが張られ準備万端。午後4時より第2会場でキッズコーナーを、午後5時半より第1会場で盆踊り・夜店を開催することが出来ました。
<子どもたちが作ったポスターと短冊>
キッズコーナーでは南小・荒幡小のPTAのお母さん方による綿あめ、ポップコーン、くじ引きや駄菓子コーナーが、また見守りボランティアによる輪投げや勝ち抜きじゃんけんゲーム、活動部の方々によるヨーヨー、金魚すくいのお店が出て、それぞれの店の前には子供達の長い列が出来ました。毎年大人気のバルーンアートのお兄さん、それに今年は飛び入りの青空とんぼオジサンも加わり、会場は大いに賑わいました。
<綿あめ、ポップコーン、くじ引き>
<勝ち抜きじゃんけんゲーム、ヨーヨー、金魚すくいのお店>
<バルーンアートのお兄さん、青空とんぼオジサン>
一方、第1会場では夜店の準備が始まり、焼きそばや焼き鳥の香ばしい匂いが立ち込めてきます。今年は天候不順で夜には小雨の予報もありましたので、例年より30分早い午後5時半に夜店の販売をスタート。夜店の前にはキッズコーナーで遊んでいた子供たちの長い列ができ、松が丘太鼓サークルの「松が丘太鼓囃子」が会場内に響き渡りました。
<焼きそばや焼き鳥の香ばしい匂いが立ち込めて>
会場一杯に張られた提灯の明かりの元、軽快な盆踊りの曲に合わせて民謡サークルの方々を先頭に盆踊りの輪が出来ました。今年はこの日の為に練習日を2回設けて、盆踊りの練習を積んできました。トコロン音頭、炭坑節、東京音頭、所沢音頭とお馴染みの盆踊りの曲に乗って老若男女の踊りの輪が広がります。やがて夜店の長い列が少しずつ短くなりかけた頃、終演のアナウンスが流れ、今年の宵宮は例年より30分早く午後7時半に一通りのプログラムを終了しました。チョット早く終わり過ぎたのか、ブルーシートの上では家族同士の宴会が祭りの余韻を惜しむかのように続いていました。
<子どもたちも太鼓を叩いた ブルーシートの上では家族同士の宴会>
<民謡サークルの方々を先頭に盆踊りの輪 会長も太鼓を叩く>
今年も多くの人で賑わった松が丘の宵宮。最後まで天候にやきもきさせられた今年の宵宮ですが、何とかやり遂げることが出来ました。それを裏方で支えてくださった関係者の方々の協力があってこそ、皆さんご苦労様でした。
残念ながら翌日14日の山車・神輿巡行は雨天で中止となってしまいました。実は今年の山車・神輿巡行では1丁目のコース変更を計画致しておりました。昨今の夏季の高温化対策、交通量の増してきた中央道路の横断回避、それと巡行をサポートするスタッフの負担軽減化を狙い、悲田処跡公園を通過しない短縮コースです。この新しい試みを今年は実施する事ができませんでしたが、これからも夏祭りの企画・運営に当たり、変化する松が丘の現状に合せ、色々と改善・工夫を加えて行きたいと考えております。
<1丁目神輿巡行コース(変更)>
神輿を担ぐのを楽しみにしていてくれた子供達、また毎年沿道で声援を送ってくださっていた住民の皆さん、今年は雨で流れてしまいましたが、来年また元気に神輿が街を練り歩きますので待っていてください!
夏祭り実行委員長 森田茂