都内にある渓谷! 等々力渓谷散策
<等々力渓谷の中間にある「広場」で集合写真 43名参加> クリックすると拡大します
11月28日(木)朝8時40分集合、東急大井町線の等々力駅まで電車。最近は私鉄各線の相互乗り入れが複雑ですが、うまく利用するとすごく便利です。今回も所沢から等々力駅までざっと1時間!
等々力渓谷公園の入り口は、駅のすぐ近くです。高低差10メートルほどの階段を下ると、そこはもうまさに「渓谷」です。美しい渓流と鬱蒼とした木々、とても都内の、駅から数分のところとは信じがたい思いです。
渓流沿いに歩きながら、渓谷美を堪能します。空模様は、残念ながら曇り時々雨、これもなかなか情緒があってよろしい。(やせ我慢?)
<渓流沿いの細い道を43名もの長い列で散策>
さて、岸田さんが等々力渓谷誕生の秘密を語ってくれました。ここは武蔵野台地の南端に位置しており、以前の歩こう会で見た国分寺の「はけ」と同様な湧水が、近くを流れる多摩川方面に向かって、地面を削ってできた谷だそうです。途中には、滝もあり、その大きな水音が「轟いていた」ことから、「等々力」と呼ばれる様になりました。
<岸田さんが等々力渓谷誕生の秘密を語ってくれました>
滝と言えば不動明王。空海が中国から持って帰った密教は、日本古来の山岳信仰と結びついて、「修験道」が成立しました。そうです、白装束を身に纏い滝に打たれて修行します。ここ等々力渓谷の「不動滝」でも、その姿を見ることができます。
<等々力渓谷の「不動滝」>
長い階段を登って、等々力不動尊参拝。本堂は江戸時代の建立だそうです。
お線香に火をつけて願い事を念じ、ふと見ると、なんと白い灰の部分に字が浮かび上がっているではありませんか!「等々力不動尊」と。感激しました。
<等々力不動尊参拝>
<お線香に火をつけて願い事を念じる>
見晴台に登り、紅葉を愛でるも、ちょっと早かったかな。やはり、紅葉は快晴に映えるものですね。
<見晴台から紅葉を愛でる>
最後に日本庭園で、温かいお茶をいただきました。
<日本庭園で中締め この頃には雨が降り出した>
中締めの後、みなさん五島美術館など思い思いに次の探検に出発。
気楽に歩こう会 文:小林 写真・動画:岩本・岸田